エクストリームシリーズ 2005 最終戦 奥大井大会
開催日:2005年09月03日
撮影:フォトグラファー亀田正人氏
奥大井大会レース報告
朝から澄んだ、心地よい天気だった。スタートとなる音戯の郷に、続々と参加者が集まってきた。(といいうよ り、前の日から泊まっている人もいたが??)ブリーフィング開始の9時には、汗ばむぐらいの天気になっていた。エクストリームシリーズで初めて、スッキリ 晴れたような気もする。ブリーフィングでは、島田警察署からの話などもあり、各チームに地図が配られた、スタートを待つばかりとなった。
ス タートの時間は、午前10時。全部で31チームが一斉に町内オリエンテーリングへとスタートしていった。音戯の郷周辺の千頭・小長井のエリアに3つのCP があり、参加者は指示書に書かれている、方位と距離を目安に、CPを探していった。大井川川原のCP3では、チームチャレンジがあり、澄んだ水の中を、 チームの1名が対岸まで泳いでいき、水の中にある、10ケタの数字を記憶して、他の2名の伝えるというゲームを行なった。数字を間違えたチームは2チー ム?だけだった気が。
町内オリエンテーリングが終わると、次のセクションはトレッキング。沢と急な登山道をCPを探して登っていった。この 時点で、暑さはピークに達しており、かなりのチームが自分との戦いを強いられながら進んでいった。キツイだけあって、頂上からみる景色は、最高だったので は。CP8音戯の郷にトップで戻ってきたチームは、マンダムK&ち牛。その直後に、ココペリと続いた。CP8にたどりついた、チームのほとんどはふらふら 状態で、水分を補給し、休憩をし、次のセクションへと進んでいった。中には、かなり迷っているチームもあった。音戯の郷の自動販売機とカキ氷はさぞかし売 れたのではなかったでしょうか。
次のセクションは、MTB。急な上り坂は、暑さと疲労には相当堪えたと思うが、途中静岡らしい茶畑の中を 走ったり、見晴らしのいいところを通ると、登ってきたかいがあるというものだ。水を何度も補給し、登りきった後は、快適な下り。林の中爽快に下っていく。 登ったからこそ、この下りにめぐり合えるというものだ。このMTB山セクションを、最初に終えたのは、マンダムK&ち牛。トップを守った。なんと、最後の セクションに進める3時半に間に合ったのは、6チーム。この6チームが、ダッキーのある最終セクションへと向かっていった。
最後のセクショ ンは、町道などの一般道を通り、接岨湖へ。周囲が山に囲まれたダム湖であり、景色も最高のところだ。最後のセクションに進んだチームは、最後の力を振り絞 り、足をつりながらも、ダッキーで対岸にある石を取ってきた。あとは、帰り道をクイズに答えて帰るだけ。午後4時44分、マンダムK&ち牛がトップでゴー ルした。続いて、セルフィッシュ、トモエモンKIWAMIどろまみれがゴール。また、3時半に間に合わなかったチームも、CP13を通過し、次々とゴール していった。
厳しいレースとなった、奥大井大会も幕を閉じ。エクストリームシリーズ2005も終わった。表彰式では、奥大井大会の入賞チー ムに加え、エクストリームシリーズ4戦ともに皆勤したチーム(12チーム)に、オリジナルTシャツ(コロンビアスポーツウェアジャパン製)が進展された。 最後に、シリーズ総合ポイントの発表があり、見事、コンスタントに上位に顔をだした、うだまるみおすけチームが優勝し、四国大会の切符を手に入れた。以 下、2位、マンダムK&ち牛。3位、スリーアミーゴス、となった。
今年から、日本で初めて開催された、アドベンチャーレースのシリーズ戦、エクストリームシリーズですが、様々な課題を克服し、来年また皆様に楽しんでもらえるようにしていきます。来年もよろしくお願いいたします。
我部 乱
協力:川根本町まちづくり観光協会、ナチュラルアクションアウトドアツアーズ
協賛:株式会社モンベル、株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン、株式会社キャラバン
写真協力: 株式会社山と渓谷社 アドベンチャースポーツマガジン